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【冬鳥】散歩中「オオバン」をカワウ?と見間違えていた

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こんにちは、ツバキです。

 

年の初めにオオバンを確認しました。

よくカモと混同されると言われているようですが、どちらかといえばカワウかなと思いました。

今回は、カワウと勘違いしたオオバンについての拙い解説です。

   < 目次 >

 

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きっと見かけた事があったのだとは思うのですが、オオバンであることを認識したのは今回初です。

遠目で見たところ、カワウが来ていると勘違いしてました。

それにしてもおでこのあたりが白すぎる、ちょっと小さく感じる、くちばしが変?

などなど疑うところがあり。

帰宅して調べましたところ、オオバンではないかと。

 

越冬渡り鳥 オオバンの特徴

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オオバン ツル目クイナ科オオバン属に分類される鳥です。

オオバンは北の方で繁殖し、越冬期には西日本へ渡ってくる冬鳥です。

1980年代から越冬・繁殖分布が広がり始め、1990年以降九州の北の殆どの県でも越冬・繁殖するようになったみたいですね。

夏季にヨーロッパ、シベリア、朝鮮半島などで繁殖し、冬季になると東南アジアやアラビア半島、サハラ砂漠などへ南下し越冬する。

現在日本でも湖沼や湿原、河川などに生息し、全国的に見ることができるようです。

体が黒い羽根で覆われ、額(額板)とクチバシが白く、目は赤いのが特徴。

全長は32-39cm、翼開長70-80cmになる。

ハシブトガラスより小さいですね。(全長56cm、翼開長100cm)

雑食で植物食傾向は強く、主に水生植物を食べるが魚類、鳥の卵や雛、昆虫、軟体動物なども食べます。

 

オオバンの体型は愛らしい卵型

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上の画像は分かるように拡大したものですが、少し画像は粗くなっています。

実は全身真っ黒なわけじゃないんですよ。

肩から背中にかけて薄灰色をしていて、光の当たり方によって水色に見えることもあります。

体型がずんぐりとしていて、ゆで卵のような姿は愛嬌がありますよね。

 

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オオバンのおしりでーす。~^-^

こうやって見るとまるで丸いボールが歩いているように見えますね。

クイナ科だけあって、ヤンバルクイナによく似た体型だと思います。

 

オオバンの水かきは他の水鳥と違う

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出典元:Googleフリー

オオバンの足には、弁足と呼ばれる水かきがあるます。

普通水かきといえば指と指の間にありますよね。

でも、オオバンの水かきは指の一本一本に木の葉のように広がっています。

普段水面を泳いでいることが多いため、その足を見ることが難しいので、陸上に上がった時は観察してみてください。

 

オオバンはハシブトガラスより小さい?

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羽繕いのオオバン、単体や他の野鳥が側にいないとサイズ感が分かりませんね。

実際、ヒドリガモと一緒のところを見た感じ、一回りくらい小さいと感じました。

全身黒いからその様に見えるのかもですが、ヒドリガモの全長が43~53cm翼開長68~84cmなのでほぼ同じ大きさです。

身近でよく見かけるハシブトガラスより小さいんですね。(全長56cm、翼開長100cm)

 

最後に、オオバンと同じクイナ科に属するバンという野鳥がいて、留鳥、漂鳥として湖沼、河川など水辺を好んで生息しています。

姿、形もそっくりなので、その見分け方違いをお伝えしたいです。

 

オオバンとバンの違い

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出典元:Googleフリー

バンもオオバンと同じクイナ科に属する鳥です。

シルエットはよく似ているけど、上の画像を見ればその違いは分かると思います。

額、クチバシ、羽根、足の水かきなど色や形に大きな違いが見て取れますよね。

細かい部分を知らなくても、上記の部分の違いが分かっているだけでも見分けることができると思います。

 

野鳥を観察する時、似ている鳥を見ることが多くあります。

知らない鳥に出会った時はとても嬉しいので、また出会えることを楽しみに出来ます。

次はどんな野鳥に出会えるかな~。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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