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諫早神社(旧四面宮)、天然記念物「大樹クスの木」のパワーとエネルギー!

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こんにちは、ツバキです。

 

今回は諫早にある神社で、何百年にもなると言われている「大樹クスの木」のパワーとエネルギーを頂いてきました。

 

神社の名前は、諫早神社(旧四面宮)といいます。

 

神社の歴史とともに、少しだけ神話の世界も覗いてみましょう。

 

早速、ご紹介しますね。

 

目次 

 

 大樹の偉大さとエネルギーの強さ

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諫早神社は本明川沿いにあり、国道207号線から南に少し入ったところにあります。

 

真っ先に目に入ってくるのが、大樹でした。圧倒されるほどに大きいです。

 

どのくらいの年月をこの場所で、土地の人達を見守ってくれていたのだろうと、心から敬服してしまいます。

 

さて、大樹クスの木は、6本あります。その大きさとクス群としての景観が良好であることから、昭和41年に県の天然記念物に指定されています。

 

 一番大きいもので、幹廻り7.8m、高さ約25mあり、小さいものでは、幹廻り4m、高さ約30mにもなります。6本のクスの木は御神木として崇敬されています。

  

その素晴らしさを目の前にすると、きっと誰もが感動するのではないでしょうか?

 

幾つもの時代を超え、何百年もの間こうして土地や人々を見守り続けているのです。

 

この大樹の持つエネルギーと強いパワーを、私は感じずにはいられませんでした。
(本当は抱きついてしまいたいくらいっだたのですが・・・神社の樹木に触れることは出来ないですから。^^;)

 

諫早神社(旧四面宮)の歴史

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諫早神社は明治時代までは四面宮と呼ばれていました。
今でも、地本の人々から「お四面さん」の愛称で親しまれているそうです。

 

四面宮は神仏習合の神社だったため、神社と同じ敷地に、荘厳寺という真言宗の寺院があったそうです。

 

神社の創建は、神亀5年(728年)行基菩薩が聖武天皇の勅願により(九州を守護する「四面宮」を建てるよう命じた)、この地に赴き石祠を祀ったのが始まりと云われています。その際、クスノキを植樹されたようです。

 

 四面宮は九州全土を守護する神社であり、諫早地区の氏神様でもあります。

 

なぜ四面宮は諫早神社になったのか

 建長年間(鎌倉時代)に領主西郷氏が社殿を建立、天正15年(1587年)新領主となった龍造寺氏が(のちに諫早氏と改姓)諫早領の宗廟として、境内地を整備、神宮寺(神社に付属した寺院)として、五智光山荘厳寺(真言宗)を創建。

 

明治元年(1868年)に、神仏分離令により荘厳寺は廃止され、四面宮は明治5年(1872年)に「諫早神社」と改称。

 

寺院が取り壊された時、ご本尊やその他は近くのお寺さんに移設さらたそうです。

《 荘厳寺から移設されたもの 》

総ケヤキ造りの山門 ➡ 城見町の慶巌寺へ

本尊の阿弥陀三尊 ➡ 金谷町の安勝寺へ

四面大菩薩像 ➡ 西小路町の天祐寺へ

諫江八十八ヶ所一番札所の石仏 ➡ 宇都町の宇都墓地へ

仏式用具類一式 ➡ 佐賀の竹崎観音寺へ

*諫早神社資料より 

 

イザナギ・イザナミの国産みから四つの顔(国)が誕生

 

現代語古事記 ポケット版

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この世界に、まだ日本が存在しなかった遥か昔、イザナギ・イザナミの神が日本列島を造りました。

 

最初に淡路島、次に四国、九州、本州などが誕生しました。

 

古事記によると、九州が誕生した時、「九州は身一つにして面四つあり」と書かれているようです。

 

これは、一つの身体に四つの顔がああることを意味しています。
つまり、一つの大陸に四つの国があることを指しています。

 

九州の四つの顔(国)とは、筑紫の国・豊の国・肥の国・熊曽の国。現在の九州に当てはめると、以下のようになるかと思います。
筑紫の国;福岡県、大分県の一部
豊の国;大分県、福岡県の一部
肥の国;熊本県、佐賀県・長崎県の一部
熊曽の国;宮崎県、鹿児島県

 この四つの国が、9つの国に別れて「九州」という呼び名になったようです。

  

諫早神社の主祭神

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天照大御神(アマテラスオオミカミ)
伊勢神宮でお祀りされる日本の総氏神様。太陽の神様とされ、御神徳は、平和・家内安全・開運・福徳など広大無限の恵みをもたらします。

 

アマテラスは日本神話「天の岩戸」で知られているのではないでしょうか。
暴れん坊の建速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)の行いにお怒りになり、天の岩戸にお隠れになったお話です。もっとお知りになりたい方はこちらの天岩戸神社へ

 

須佐之男命(スサノオノミコト)は後に八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治したという神話があります。 

 

大巳貴命(オオナムチノミコト)
出雲大社でお祀りされる神様で、別名:大国主命(オオクニヌシノミコト)。
御神徳は良縁が有名です。厄除・農漁業守護・子育て・学業成就などがあります。

 

大国主命(オオクニヌシノミコト)は心の優しい神様で、神話では「因幡の白兎」でよく知られています。

出雲大社の「因幡の白兎」はこちらへ

 

オオクニヌシの眷属は「兎」なんですが、このような背景があるからなんですね。

 

少彦名命(スクナヒコナノミコト
大巳貴命とともに国造りをした神様。御神徳は健康・長寿が有名です。
医薬・病気平癒・商売繁昌などあります。

 

ちなみに配祭の神々として九州を守護する四柱の神様
白日別命(シラヒワケノミコト)⇒筑紫の国
豊日別命(トヨヒワケノミコト)⇒豊の国
建日向日豊久土比泥別命(タケヒムカヒトヨクジヒネワケノミコト)⇒肥の国
建日別命(タケヒワケノミコト)⇒熊曽の国

 

とても覚えられそうもないような難しい読み名ですね。

四柱の神様は「太陽のような男性神」と捉えられているそうです。

 

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おわりに

国道から少し入っているためか、静かで落ち着ける場所でした。

 

境内は他にも色々みるところがあったのですが、今回は進入禁止となっていて、探索することができませんでした。

 

天気はあいにくでしたけれど、雨が降ることもなく、ゆっくりと参拝することができました、何より癒やされました。(^ー^)  感謝いたします。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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