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「ソテツ(蘇鉄)とイチョウ」散歩中に出会った生き物たち「植物編」

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こんにちは、ツバキです。

 

日増しに寒くなってますよね。

 

寒くて乾燥すると、静電気が気になりだします。

 

数日前、天気が良かったので少し長い距離を散歩したんですね。

 

「あれ?こんなところにこんなものあったの?」と気付かなことがありました。

 

いつもの場所を散歩しているのに、見ているようで意外と見ていなかったり、記憶に残っていなかったりすることってありませんか?

 

今日は、よく見ている光景なのに記憶に残っていなかった出来事です。

 

 

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ソテツ と 銀杏の木

 

ソテツは、学校の校庭や公園などで見かけることがあるのではないでしょうか。

 

個人の民家のお庭に大きな銀杏の木とソテツ(蘇鉄)がありました。

 

少し離れた場所からいつも見ていたのですけど、気付かなっかたです。💦

 

散歩しながら、趣味としている写真を撮るようになってから、身近な動植物にも興味を持つようになりたくさんのものを見るようになりました。

 

視力が弱いのもありますが、身近にこんな立派な植物があることに気付かないこともあるんですね。

 

銀杏の木は”古木”と呼べばいいのでしょうか、味のある年令を重ねた立派な樹です。

 

その横に、素晴らしく大きなソテツが植えられていました。

 

個人の民家に、こんなに大きなソテツがあるのは始めて見たのでビックリです。!

 

そして、雌花がここまで大きいのを見るのも初めてでした。

 

良く見ると色々な植物(樹木)があったし、手入れもされていたので、きっと植物が好きな方なんだと思います。

 

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11月19日撮影 ソテツ(蘇鉄) ソテツ目ソテツ科

 

調べたところ、ソテツには雄花と雌花がそれぞれ独立してあるようです。

 

雄花は円錐形状(トウモロコシみたいな形)、雌花は丸形になっているとか。

 

開花は6月~8月。

 

雄花の花粉は、風に飛ばされ雌花に付着し、その雌花の花粉室で数か月栄養をもらい精子に成長して、その後卵細胞まで泳いで受精するそうです。

 

これは、種子植物のシダ類やコケの生態と同じです。

 

雌花は秋になると朱赤色(オレンジ色)の実を付けますが、強い毒が含まれていて食べると死に至ることも。

 

昔は食糧不足の時、救荒用として食べることもあり、その際は十分なアク抜きをし、加熱処理をしないと中毒死すると言われていたようです。

 

奄美大島や粟国島では、今でもソテツの種子を原材料とした、「蘇鉄味噌」が製造・販売されているとか。

 

写真のソテツはまだ開いていないようなので、朱赤色の実を見ることは出来ませんでした。

 

実際に見てみたいなと思いました。

 

日本では九州南部から沖縄に分布する裸子植物ソテツ科の1種、世界では100種ほどあるようです。

 

ソテツは、熱帯・亜熱帯地方に生息する植物、「生きている化石」と云われ、恐竜がいた時代から存在していたと。

 

厳しい環境の中でも育つことができ、その成長はゆっくりで丈夫な太い幹を伸ばします。

 

ソテツの名前の由来について

 

ソテツが弱ってきた時や枯れてきた時、根元に鉄釘を打ち込んだり、鉄くずを埋めたりすると元気を取り戻した。

 

つまり「鉄で蘇った 蘇生した」ことから付けられたと云われている。

 

ソテツの学名は「Cycas」(シカス)、ヤシに似た植物という意味。

 

和名をソテツといい日本固有種だそうです。

 

今回、雄花とソテツの実の写真が撮れなかったので、画像のみお借りしました。

 

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出典元フリー

左は雄花、右は蘇鉄(雌株)の実になります。

 

個人的にはあまり好きでは無かったのですが、今回ソテツの花を見て、そして調べてみて少し興味を持てました。

 

一番の驚きは、恐竜の時代から存在していた「生きている化石」と言われる植物であることを知ったことですね。^^

 

次は雄花も見たいと思います。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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