こんにちは、ツバキです。
ミツバオオハンゴンソウ(三葉大反魂草)って知っていますか?
雑草や薬草ではないですよ。
実はこの花も、菊の仲間なんですね。
でも、ちょっと困ったちゃんな植物のようです。^^;
ミツバオオハンゴンソウ(三葉大反魂草)キク目キク科オオハンゴンソウ属
別名:オオミツバハンゴンソウと言うそうです。
よく似た花にアラゲハンゴンソウがあるようで、以前写真を撮った覚えがあったため探してみました。
2021/5/6撮影
似て入るけど、花大きさはアラゲハンゴンソウの方が大きく、背丈はミツバオオハンゴンソウの方が高い。
茎と葉ともに粗い毛が密生している。
ミツバオオハンゴンソウは、北アメリカが原産と言われています。
茎は立直して生え高さ1.5mほど、葉の方は一般的な菊の葉と違い、先端が尖っていて楕円形になっていて縁はのこぎりになっていました。
葉の形態を見て菊とは思ってなくて、ただきれいな花だったので撮影したもの。
開花時期は、7月~10月
花色は黄色、小さな花が多数集まって筒状花を形成している。
背丈は150Cm~3mまで育つとか
茎は地中で横に走る地下茎があり、そこから伸びた茎は上部で枝分かれし、高く成長する。
茎には短い毛があるが、ざらつくことはない。
葉は、茎の下の方にあるいくつかの葉が3つに分裂していています。
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名前の由来は、茎の下の方にある葉が3裂していることからミツバオオハンゴンソウと呼ばれています。
ミツバオオハンゴンソウは茎が伸びると葉の形が変化するのでしょうか。
上の方は分裂がなく、卵型もしく楕円形になっていました。
伸びる段階でその様になるのが特徴なのだとは思いますが・・・。
ミツバオオハンゴンソウは、1955年頃に観賞用として渡来し栽培され、全国で野生化しているそうです。
寒さや湿地に強く繁殖力があるため、在来種に大きな影響を与えていることから、駆除の対象になっていると。
ミツバオオハンゴンソウはオオハンゴンソウ属で、生態系被害防止外来種リストに挙げられています。
現在では、外来生物法により外国からの輸入や流通は規制されている植物の一つ。
輸入をする場合は「種類名証明書」が必要とされているようです。
販売名はルドベキアと呼ばれています。
華やかで可愛い花だけど、他の在来種を危機的状況にしてしまっているとは、思ってもいませんでした。
自宅で育てる時は、このようなことにも十分注意を払わなくてはいけませんね。
今回色々調べていて、植物にも外来種があるのだから規制され、駆除の対象になるものもあるということを改めて認識しました。
下のリンクから生態系被害防止外来種リストが見れるようになっています。
(環境省 外来種リスト国外外来種№32、総合対策外来種 緊急対策外来種)
さて、今年最後の日となりましたが、皆さんはどんな年でしたか?
私は、前半少し落ち込んでいたこともありますが、趣味を通して色々なものを見てきたと思います。
今までになし得なかったこと、やりたかったことが出来た年でもありました。
来年も、引き続き頑張ろうと思っていますので、宜しくお願い致します。
それでは良いお年をー。👋
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。