こんにちは、ツバキです。
いつになったら、梅雨が開けるのでしょうね。
今の楽しみと言えば、梅雨の合間の晴れる時間、散歩に出掛けることくらいかな。
今回は、6月上旬、朝から晴天に恵まれたので、花菖蒲を鑑賞に大村公園まで出掛けたのその時の写真になります。
今回は梅雨にちなんでといいますか、梅雨だからこその被写体になりますね。
目次
梅雨の季節の花、花菖蒲
大村公園に菖蒲田園があるのですが、とても広く長いです、しかも、いつも綺麗に整えられています。
と言っても私は月に1度位しか訪れないので、どのくらいの頻度で作業をされているか分かりませんが、お世話をされている方に感謝いたします。^^
私が訪れた日は、本当に久しぶりの晴天で、暑いと言えば暑かったですが、少し風もあったので、私にとって丁度良い気温でした。
菖蒲田一面の花菖蒲はとても美しかったです。
ゆっくり見て回るには、1時間あっても足りないくらいです。
花菖蒲には品種が多いようですね。
江戸時代、観賞用として品種改良されたとか・・・
こちらの公園では、江戸系、伊勢系、肥後系などがあります。
花弁の色や形がそれぞれ違っていますが、見分けるのは難しいです。
ただ、花菖蒲によく似たアヤメ(綾目)やかきつばた(杜若、燕子花)がありますが、この3種類は私にも見分けることが出来ます。
あなたは見分けることができますか。
実は、最近まで見分け方が分からなかったのですが、意外と簡単な見分け方がある事を知りました。(笑)
そのポイントは!・・・
花菖蒲、アヤメ、かきつばたの見分け方のポイント
この3つの花はアヤメ科アヤメ属なのでよく似ています。
しかし、それぞれ特徴があって見分けるのは簡単です。
ただ、花菖蒲に関しては、品種改良が多すぎるため、種類を見分けるのは難しいので、ここでは、花菖蒲、アヤメ、かきつばたに絞ります。
① ② ③
見分け方のポイントは
花弁の中心部(赤丸の所)を見ると、それぞれ色や模様が違うのが分かりますか。
①花菖蒲は黄色の線状模様になっています。
②アヤメは網目模様になっています。
③かきつばたは白色の線状模様になっています。
この違いはとても分りやすいと思います。
よく似ているため、間違えることもあるので、余談ですが参考になれば幸いです。
花菖蒲の花弁は、上に垂直に伸びた3枚のみで、大きくて垂れ下がった花びらに見えるのは外花被片(ガク)になるそうです。
アヤメ科アヤメ属は、同じ特徴を持っていますので、アヤメやかきつばたも同じようです。
花菖蒲は水を好む植物です。
水辺や湿地帯に多く生息しています。
黄菖蒲(キショウブ)
👆こちらも花菖蒲です。鮮やかな黄色が緑に映えて美しいです。
黄菖蒲(キショウブ)といいますが、花の中心部は茶色の線の模様になっています。
湿地自然公園で5月上旬に見つけたので、撮りました。
人の手があまり入っていない湿地帯なので、ほぼほぼ自然のままなのかもです。
ところが、キショウブは「要注意外来生物」らしいです。
理由は「繁殖力が強く、水辺の在来種と競合、駆逐の恐れがある」からのようです。
栽培する時は注意ができますが、自然に自生しているものはどう管理するのかしているのか、そこのところは、分かりません。
カキツバタ(燕子花、杜若)
そう言えば、カキツバタは絶滅危惧種に挙げられているとか・・・?
共存できるのが一番いいのでしょうけど、在来種の絶滅は困りますものね。
梅雨の季節の代表と言えるあじさい
あじさいもまた、梅雨の季節の代表とも言える花ですね。
イメージとして、雨の中で嬉しそうに咲いているような・・・(・・?
個人的なイメージと多分その時の心(感情)にも左右されるのかな~笑
開花すると花の色が徐々に変化していくのも楽しいですし、綺麗です。
雨がよく似合うし、いつまでも見ていられる、癒やされるといった感じです。
花菖蒲と同じ特徴を持つあじさい
あじさいもまた、花菖蒲と同じように「ガク」が花弁の様になっています。
あじさいは2種類に分けられるそうで、「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」があり、「ガクアジサイ」を品種改良したと言われています。
私達が普段目にするのは、この2種類が主ではないでしょうか。
ガクアジサイの花が開花すると、まるで花火のように見え愛らしく思います。
有名な話で、「ガクアジサイ」のことを「オタクサ」と別名を付けたとされる、ドイツ人医師で、博物学者のシーボルトがいます。
シーボルトは長崎の出島に滞在中、同じ医師であった「楠本たき」さんを「おたきさん」と呼んでいたことから、名付けられたと言われています。
シーボルトとおたきさんとのロマンスが垣間見えるようです。
・・・? 余談になってしまいました。^^
日本原種であるあじさいは、海外でも人気があり、品種改良されたあじさいは 3,000種以上ともいわれているようです。
七段花(シチダンカ)?
私は詳しくないので、本物かどうかは分かりませんが、シチダンカは「幻の花」と言われているようです。
花の色には、生息している土壌のphによると言われています。
植わっている土壌が酸性なら青色、アルカリ性ならピンク色に変化するようですが、青色のあじさいの最後はピンク色になるそうです。
花言葉は移り気とか、浮気とか、無常とか聞きますが、言葉として聞くとなんとなくネガティブに感じますよね。
アジサイは、花色がいろいろと変化するので、そんなところから来ているのかもしれません。
でも、あじさいにとっては、いい迷惑かもしれないですよね。
花言葉にとらわれず、見たまま気持ちのままに捉えて、楽しめたら良いのではないかと私は思います。^^
おまけにゃ~
最後までご覧頂きありがとうございます。