こんにちは、ツバキです。
今回は、色々あって久し振りの河川敷の散歩になります。
天気はよく青空でもあったのですけど、風があり冷たくカイロを持参の散歩になりました。
こんなに寒くても水鳥には関係ないんですね。
楽しそうに水に浮いているのを見て、羽毛の暖かさをこんなところで強く感じました。
『・・・羽毛布団は温かい』心の声です。
いつものコースを進むと、水面に小さな動くものを発見し、カメラでズームしてみると、見たことのない鳥のようです。
潜水しては浮き上がってを頻繁に繰り返しているし、小さいのと遠目であったため確認できそうな場所まで近づいてみました。
その時初見の水鳥に出会ったので、紹介します。
子ガモかと思った初見の水鳥の種類は?
2022年1月14日撮影
種類が分からないですが、子ガモにしては今頃?と思ったので、画像を確認すると初見の水鳥でした。
同じ場所には、オオバンがいましたけれどオオバンより小さく見えます。
他に同種の鳥は見当たらず、1羽のみで行動していたのかも知れません。
カモのなかまかな~などと思いながら考えたのですが、「カモは潜水して移動はしなかったよね」と自分に問いていました。
名前を知りたいとワクワクしながら帰宅し、検索してみたらカイツブリのようでした。
カイツブリの特徴・生態
カイツブリ カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属に分離されます。
年間を通して見られる水鳥のようなのですが、一度も出会ったことがなかったです。
本州中部以南では留鳥と言われていますが、北海道や本州北部では冬に凍結する地域もあるため、南へ移動するとか。
夏羽と冬羽があり、夏羽は首のところが赤茶色になるそうです。
⬇ 夏羽のカイツブリ
出典元:写真ACフリーより
全長26cmくらい、流れの緩やかな河川や湖沼、池などに生息しています。
大きさはマガモの半分くらいなんですね。
潜水は大得意の鳥で、水上での生活が主なためか歩くことが苦手、陸上に上がることはなく、歩いている姿を見ることは殆どないとか。
潜水するために変化したと思われる水かきは、一本一本の指が平たくなっていて形は違うけど、オオバンの指によく似ています。
出典元:写真ACフリーより
食性(餌)となるものは、小魚や水生植物、甲殻類、水生昆虫など。
水上生活のため巣を作るのも水上、流されないためヨシや杭に水生植物や葉や茎などを組み合わせ逆円錐上に巣を作るという工夫がされているそうです。
●カイツブリはほぼ1年中見られ、小型のカモ類より小さい。
●カモ類より胴が短く、くちばしがとがっている。
●潜って魚などを食べ、驚いたり逃げる時にも潜ることが多い。
●陸に上がることはほとんどない。
カイツブリの子育て
出典元:Googleフリー
カイツブリの繁殖期は4~7月(又は12月)頃。
カイツブリの雛の巣立ちは他の鳥類に比べ早いそうですね。
孵化後約1週間で巣を離れ、親鳥の背に乗り餌のとり方を学び、60~70日位で巣立ちするとか。
親が潜水する時は?と思っていたら、乗せたまま潜水せることもあるようです。
小さいうちは、保温や保護が必要になりますから、背中に乗せての行動は生きるための工夫なんですね。
今回見つけたカイツブリは、よほどお腹が空いていたのでしょうか?
移動する範囲は広くはないのですけど、潜水する頻度が多いため撮れるチャンスがなかなかありませんでした。
やっと撮ることが出来たと思っても、ピント合わせの間に潜水されてしまいます。
風があって凄く寒かったし、とどまることも出来ず2~3枚で断念してしまいました。
次に来た時は出会えないかもです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。