こんにちは、ツバキです。
今回も、初見の水鳥を発見しましたので紹介したいです。
自宅から歩いて2~3分の所に川があるのですが、大きくはなく2本の川が合流する地点となっています。
近くて遠い場所というのでしょうか、頻繁に散歩する場所ではないです。
昨年秋に誕生したヒドリガモの子ガモが居るので、気まぐれに川べりを散歩する時は子ガモの成長を観察しています。
先日、久し振りに様子を見に行ったときのこと、ヒドリガモの家族の中に一羽だけ違うカモが居ました。
「ヒドリガモに似ているけどマガモにも似ている」と思いながら、模様や羽色、形に違和感があり、しっかり調べてみたところ、ヨシガモというカモの仲間でしたね。^^
< 目次 >
ヨシガモの特徴
ヨシガモ🦆(オス) カモ目カモ科マガモ属に分類されています。
冬季に日本にやって来る渡り鳥、河川、湖沼、内湾などに生息、全長48~54cm、植物食で、種子や水生植物、海藻などを食べる。
ヨシガモのオスの頭は、ナポレオンハットと呼ばれているようで、ナポレオンの帽子を縦に被せた感じに見えるところからだそうです。
頭の中央、額から後頭部にかけて茶色になっていて、側面は光沢のある緑色になっています。
この部分は、光の当たり具合で色が変わるらしく、これを構造色と言うらしいのですが、マガモのオスもこの部分は同じでしたよね~。🤔?
この辺りを遠目で見ると、マガモに似ていました、体の色もよく似ていたので。💦
正面から見ると👇こんな感じです。
2022年1月16日撮影
明らかに、ヒドリガモやマガモとは違っている胸元の模様をしています。
他のカモとは違った美しさを持っているので、オス同士は区別が付きやすいですね。
ヒドリガモと一緒に居るから、「交雑種、変異種?」と思ってしまったのは恥ずかしいです。
それにしても、オスは綺麗な姿をしていますよね。^^;
左:ヨシガモ 右:ヒドリガモ
ヨシガモのオスの一番の特徴は、尾っぽのあたりにある”羽”。
「三列風切羽」って言うらしいのですが、長くてゆるりと下へカールしているので特徴的で可愛いです。
そして、体は白っぽく灰色、首の部分が白く、黒色の輪があります。
頭のナポレオンハットと尾っぽの部分の三列風切羽はヨシガモの特徴なんですって。
後ろから見ると、カッコいいですよね!強そうにも見えるし・・・。
一方メスの方はというと、オスに比べると地味で目立たない色をしています。
ヒドリガモのメスも目立たない地味な姿で、ここにヨシガモのメスが居るかどうかは、確認できませんでした。
オスは、求愛行動の時アピールするため、派手で美しい姿をしていると言われています。
生物学的に、オスの方が派手な姿をしていることが多いそうです。
ヨシガモのメスは地味な姿、見分けるには
ヨシガモ(メス) 出典元:Googleフリー
ヨシガモのメスも地味な姿をしていて、ヒドリガモやマガモ・カルガモによく似て居るため、見分けるポイントはクチバシにあります。
ヨシガモは黒色ですが、ヒドリガモは白色で先端が黒ですし、カルガモは黒くて先端が黄色(オレンジ)、マガモは黄色で先端が黒といった感じです。
カモ科のメスは地味な容姿なので、それぞれのカモの特徴を知ることで、見分けることができるかも知れませんね。
名前の由来
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ヨシガモの名前の由来は、いくつかの説があり、ヨシ(葦)原に居るからとか、オシドリの様に美しい容姿の良いカモだからヨシガモと呼ばれるようになったとか。
ヨシガモに出会った日から数日後、再度行ってみました。
ヨシガモはいましたが、やはりメスに出会うことはなく、一羽のみでヒドリガモと一緒の場所で生活しています。
川に近づくとヒドリガモの集団が寄ってきて、私が移動すると付いて移動してくるので、とても可愛いと思いました。😄
子ガモも成長し、親ガモと見分けがつかない程の大きさです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。