こんにちは、ツバキです。
5月上旬、公園のベンチで本を読んでいた時のことです。
見知らぬ人から四つ葉を頂きました。
ちょっとビックリしましたけど、とても嬉しかったです。
ですが、私の想像していた四つ葉の形と随分違っていました。
四つ葉には違いありませんでしたし、この公園にはシロツメクサが4月~5月にかけて沢山生えてきます。(中旬から順次刈られてしまいます。)
頂いた四つ葉は、シロツメクサのものなのか疑問に思いました。?・・?
今回頂いた四つ葉は、シロツメクサなのか別種の四つ葉になるのかはっきりさせたいと思い調べてみました。
目次
🍀クローバーとよく似た植物、四つ葉の真相
シロツメクサ マメ科シャジクソウ属多年草
私の頂いたシロツメクサは上の画像のものです。
私のイメージでは、シロツメクサ(クローバー)の葉はハート型をしているものと思っていましたので、本物??と。
そもそもシロツメクサは三つ葉であり、四つ葉になるのは稀、希少となっていてなかなか見つけることができないとされています。
よく似たもので、雑草でカタバミという植物があることを知りました。
カタバミは、シロツメクサと同じように這うように茂る草姿で見た目はそっくりでした。
シロツメクサ(クローバー)の葉は「ハート型」と思っている方も多いのではないでしょうか?
私もハート型だと思っていました。^^;
しかし、シロツメクサの葉は実際のところハート型ではなく、葉先は丸みをしていて少しだけ凹んでいるのみです。
反してカタバミの葉は、ハート型をした三つ葉です。


カタバミ カタバミ科カタバミ属 シロツメクサ
違いを見分けるには、花の色や形と葉っぱの形にあります。
花の色・形
・シロツメクサはよく見かけるのは白色、その他に黄色、薄紫色(ピンク?)、などがあるようです。
花の形は、小さい花がたくさん集まって球型になっています。
・カタバミは花弁が5枚、白色、黄色、薄紫(ピンク)などがあります。
葉の形
・シロツメクサの葉は3枚、丸みがあり葉先が少し凹んでいます。
葉の表面にV字の白い斑紋がありますが、ないものもあるようです。
・カタバミの葉は3枚、ハート型になっています。
つまり、ハート型をした葉はカタバミで、葉先が丸形でV字の斑紋が入っているものがシロツメクサということになります。
違いを知ると見分け方も簡単ですね。😅
恥ずかしながら、カタバミとシロツメクサを混同していたことに気付きました。
シロツメクサの中で、ハート型の四つ葉を探しても、見つからないということがはっきりしました。
ここで気になるのが、頂いた四つ葉になるのですが、よく見てみると葉の表面にV字の白い斑紋が入っています。
サイズ感がとても違っているので、これはシロツメクサ?と思ったのです。
後にも述べているのですが、葉の形には卵型もあるようですし、V字の白い斑紋も入っているので、シロツメクサの葉っぱで間違いないでしょう。(笑)
実は、シロツメクサの品種の一つ、オオシロツメクサと分かりました。
🍀四つ葉(クローバーの葉)の伝説
春になると公園や道端、田畑、グラウンド、空き地などで、シロツメクサを目にすることが多くなるのではないでしょうか。
シロツメクサは、クローバーとも呼ばれ馴染みの深い植物ですね。
長い茎の先端に白い花を咲かせるので、花の首飾りや花冠などを作って遊んだ覚えがあります。
四つ葉のクローバーを見つけると、幸運が訪れるという伝説のようなものがあったからと思うのです・・・
花言葉には、幸運、約束、信頼、愛などあるようです。
クローバーは本来三つ葉で、小葉を4枚持つものは希少とされ、通常の3枚の小葉の変異体(突然変異)と言われています。
その確率は10万分の1とも言われているそうです。
それ故、幸福感、価値観が高いということなのだと思います。
アイルランドにキリスト教を広めた、聖パトリックが3枚の小葉を「信・望・愛」にたとえていて、4枚目を「幸福」と説いたのが由来と言われているようです。
伝説の信憑性は定かではないですが、信じるか信じないかはあなた次第です。😊
ちなみに、アイルランドの国花はシャムロックだそうです。
葉が三枚にわかれているクローバーに似た草のこと。
🍀シロツメクサ(クローバー)の特徴
マメ科シャジクソウ属多年草、クローバーと呼ばれている。
シロツメクサ(白詰草)は和名で、原産はヨーロッパになります。
和名:白詰草と呼ばれるようになった理由
幕末、オランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため、乾燥したクローバーを緩衝材として使用していた。そこでクローバー全体を指す名称として「詰草」という日本語が生まれた。本種は白い花をつけることから白詰草と呼ばれる。
ウィキペディア(Wikipedia)参照
シロツメクサの花期は4月~7月、1本の茎に白い花が集まり球状の花を咲かせます。
普段、目にするシロツメクサの葉っぱは、3枚の小葉になっているのが通常です。
草原や空き地、田畑や道端、公園などの地面に根を這わすように茂ります。
再生能力は早く、踏みつけられてもすぐに立ち上がります。
この性質を雑草防止や土壌侵食防止などに利用されることもあるようです。
長い茎の先端に、白い花がたくさん集まり球状の形をした花で、白の他に少しピンクっぽい色をしたものもあります。
葉っぱ(小葉)は、濃い緑色の三つ葉の植物、葉先が卵型や円形の物もあり、表面に斑紋模様があり、またV字の白い斑紋が入っています(ないものもある)。
シロツメクサの品種としてはオオシロツメクサ、モモイロシロツメクサなど、葉の大きさや花の色が異なる品種があるようです。
*オオシロツメクサは、通常のシロツメクサに比べ、葉の大きさが3cm以上あり先端は凹んでいて、葉の表面にV字の斑紋があります。
* モモイロシロツメクサは、小葉の長さ・幅とも1~3cm先端は凹んでいて、葉の表面に緑白色のV字の斑紋があります。花色がモモイロです。
🍀まとめ
似たものと混同してしまうことってあると思います。
本物を見たこと無く、見分け方が分からなかったり、思い込みだったりすることもあります。
種類や品種もあるため、違うものとして捉えてしまうこともあります。
今回、シロツメクサ(クローバー)を観た時の違和感で、調べてみて分かったことは、ハート型の四つ葉はシロツメクサではなかったということでした。
そして頂いた四つ葉は、間違いなくシロツメクサで、その品種の一つであることも知ることができました。
これでもう間違うこともないと思います。😅
嬉しい出来事に感謝です。🙏
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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